自動車保険特約で安くする!補償内容と補償範囲
車の保険料、高いですよね?安く抑えるには特約を正しく上手に利用することです。自動車保険特約の補償内容と補償範囲を以下にまとめました。あなたに該当する特約があるか確認してみましょう!原則として、各社共に同じような特約をラインナップしています。名称が少々異なることはあっても内容は同じです。
自動車保険特約の補償内容と補償範囲
運転者限定特約 |
・契約自動車を運転するものを限定する特約。家族限定、本人・配偶者限定の2つがある |
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運転者年齢条件特約 |
・契約自動車を運転するものを年齢条件で縛り限定するもの。保険各社によって年齢区分の年齢が少し異なる |
対物全損時修理差額費用特約 |
・「対物超過修理費用特約」というところもある。費用相手車両の修理費用がその車の時価額を超える場合、時価額を超える50万円までの実費を補償
※対物無制限で時価額全額が払われても、修理して乗る場合は更にプラスして支払われる |
人身契約自動車搭乗中のみ特約 |
・自動車運転中のみ人身傷害保険の対象とするもの |
搭乗者傷害特約(部位・症状別定額払) |
・搭乗者のケガの補償を部位・症状によって区分して定額で支払うもの |
部位・症状別定額払医療保険金倍額特約 |
・搭乗者傷害特約の定額を2倍にして支払うもの |
ファミリーバイク特約 |
・125CC以下のバイクに乗って起こした、本人・同居の家族の対人・対物、自分のケガの補償をするもの。自損型と人身型があり、後者がより補償が大きい
・自動車保険に加入中であれば途中からでも付帯できる。自動車保険と同じ対人・対物の補償+自損傷害事故の補償を受けられるのが自損型、対人・対物の補償+人身傷害事故の補償を受けられるのが人身型。後者の方が補償が大きい |
無保険車傷害特約 |
・自動車事故で死亡、後遺障害で、相手自動車が無保険などで、十分な賠償が受けられないときに保険金を支払うもの |
車両全損修理時特約 |
・「全損時諸費用特約」ともいう。契約自動車が全損扱いとなったが、実際に修理をした場合は、協定保険価額に50万円を限度として上乗せして、修理費を支払うもの |
宿泊・移動費用特約 |
・契約自動車が事故で走行不能となり、かつレッカー車などで運搬された場合に、負担した、宿泊・移動費用を支払うもの |
車両新価特約 |
・契約自動車が全損になり、又は修理費が新車価格相当額の50%以上となった場合、自動車を買い替えるときに、所定の金額を限度として、再取得費用いる(付属品、消費税を含む)に再取得時諸費用保険金を加えて支払うもの |
事故時代車費用特約 |
・事故で契約自動車に損害が生じ、修理などで自動車を使用できない期間中、レンタカーを借りた場合、所定の支払対象期間そのレンタカー費用を支払うもの。もっと詳しく注1>> |
弁護士費用特約 |
・相手過失が100%の事故でも、事故相手がなかなか要求に応じてくれなかったり、交渉が難しいなと思った場合に、契約者の自動車保険で弁護士を立てて相手と交渉させるもの |
他車運転危険補償特約 |
・記名被保険者やその家族等が借りた車を運転中に起こした事故により負った損害賠償責任に基づいて保険金を支払うもの。但し、車両保険が未加入の場合は他車の車両補償は受けられない点に注意 |
個人賠償責任補償特約 |
・国内外で、他人にケガをさせたり、他人の財物を壊したりした場合で、法律上の損害賠償責任を負う場合に保険金を支払う |
車両積載動産特約 |
・「車内携行品特約」「積載動産損害補償特約」ともいう。契約車に積んでいた個人所有の生活日用品が、事故時に損傷した場合に補償する |
地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約 |
・地震噴火津波によって契約車両が全損となった場合、50万円を上限に時価額を払う。
・火災・盗難・台風・たつ巻・洪水・豪雨・高潮によって生じた損害はそもそも車両保険そのもので支払う |
等級プロテクト特約 |
「7等級以上の契約の場合、保険期間中1回目の保険事故に限り、保険金を支払っても、次の契約更新時に通常3等級下がる等級を据え置きにする。保険期間の途中からは入れない」という特約だが、2012年に自動車保険の等級制度が改定されたことにより廃止。今は存在しない |
事故時代車費用特約
日額を選んで契約するため、常に代車の実費全額が補償されるとは限りません。通常代車は契約車と同等クラスの車両に限定されます。日額は保険会社によって異なりますが、上限は30日。代車は何日も借りることが多いので、この特約の保険料は結局は安いと言えます。例えば、事故で代車を3日間借りると1日7000円として、3日なら21000円かかります。でも、この特約の保険料は
・約1000円/月額
なので、年間約12000円です。比較すると保険料の方が安くなります。
◆補償範囲・対象については各保険会社によって若干違うこともあります。
自動車保険用語の専門用語
今さら聞けない自動車保険の専門用語をまとめました。保険について疑問が出てきたらお役立て下さい。
保険期間 |
保険契約で補償の対象となる期間 |
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保険契約者 |
保険会社と自動車保険契約を結ぶ人 通常は保険料も支払う |
記名被保険者 |
契約で補償を受ける対象となる人 |
被保険自動車 |
契約自動車とも言う |
ご家族 |
自動車保険では記名被保険者の配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居の「6親等内の血族」「3親等内の姻族」 |
搭乗中 |
車の座席に乗っている間のこと |
全損 |
車を修理できない場合または修理費が被保険自動車の事故当時の時価額以上となった場合の損害の言い方 |
過失割合 |
相手がいる事故において、事故発生の原因に対する自分と相手方との責任の割合。保険金は原則この過失割合に基づいて払われる |
時価 |
契約の車または相手自動車と同じ車名・型式・年式で一般に売られている市場販売価格相当額 |
動機付き自転車 |
エンジン総排気量125cc以下のバイク |
クレジットカード払い特約 |
保険料の支払いをクレジットカードで行うための特約(後払い)。コンビニ払いや請求書払いとは異なる |
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